ニキビを早く治したい場合は潰していいの?ダメなの?

ニキビができてしまうと、早く治したくて、ついつい潰したくなるという人がいるでしょう。ですが、潰したあとに汚くなってしまって後悔したことはないでしょうか。ここでは、ニキビを早く治したいときに、潰しても大丈夫なのかについて説明していきます。

 

ニキビは潰していいの?ダメなの?

 

潰してしまうという人も多いニキビですが、ニキビを潰すという方法はニキビケアにおいて正しいのでしょうか。気になるニキビを潰してしまう前に、ニキビを潰すことによる影響と、潰してしまったあとはどうすれば良いのかを知っておきましょう。

 

痛いけど潰していいの?

痛みがあるときというのは、ニキビ部分が炎症を起こしているということです。この状態のときにニキビを潰してしまうと、うまく潰れなかったり、かなり痛い思いをして潰すことになったりします。

 

潰した部分がさらに炎症を起こしたり、化膿したり、傷が残ってしまうこともあります。また、手の雑菌が傷口から入ってしまうと、それもさらなる炎症の原因になります。つまり、ニキビが痛むときは一番潰してはいけません。

 

痛むニキビを潰すときに、ニキビの中身が完全に出切らないことも多いです。そうなると、ニキビの中身は残っているし、炎症はひどくなるしで、ますます治りが遅くなってしまいます。

 

例えニキビの中身が完全に取れたとしても、無理に潰した部分は傷になります。元々痛みがあった場合は、無理にニキビを取ったことでさらに炎症がひどくなり、炎症のひどい傷は治りも遅く、治った後にも跡が残ってしまうことが多いです。あまりにひどいと、クレーターという皮膚がへこんだような状態になることもあります。

 

痛むニキビを早く治したい気持ちはわかりますが、無理に潰すとかえって悪化してしまいます。このように、肌にダメージを与えてしまうことがほとんどなので、ニキビは潰さないように気をつけましょう。

 

また、むやみに触るのも厳禁です。触った刺激や手についた雑菌の影響で、炎症がひどくなってしまうことがあるからです。

 

潰してしまう癖を直すには

ニキビを潰してはいけないと言われても、今までニキビを潰していたという潰し癖のある人には、なかなかすぐには止められないかもしれません。ニキビを潰す癖を直すにはどうすれば良いのでしょうか。

 

ニキビを潰すリスクを理解する

まずは、前項で説明したニキビを潰すことによるリスクをしっかりと理解しましょう。それだけでも、潰したくなったときの抑制力になります。ふとニキビに触れてしまって、潰したい欲求にかられたら、今潰したら一生跡が残るかもしれないことを思い出しましょう。

 

他のことで気を紛らわせる

ニキビを潰したくなったときには、ぐっと堪えて他のことを始めてみてください。趣味でも、お部屋の掃除でも、何でもいいので何か他のことに熱中してみましょう。そうすると、そのうちニキビのことなんて忘れてしまいます。

 

ニキビにうかつに触れないようにしておく

ニキビが気になってしまうのは、そこに何らかの刺激を与えてしまったときが多いでしょう。自分で何気なく触ってしまうこともあれば、顔にできたニキビに前髪などが触れてしまって気になることもあります。

 

ニキビができているときは不用意にその近くへ触れないように気をつけ、そして髪の毛で刺激しないように束ねたり、ヘアピンなど止めたりしておくと安心です。

 

正しいニキビケアをする

潰す癖があるという人は、正しいニキビケアをしていない人がほとんどです。潰すことによる影響で、ニキビが治りづらかったり、ひどい炎症を起こしやすかったりするためです。

 

正しいニキビケアを始めればニキビも治りやすくなり、さらに予防もできます。そもそもニキビができなければ、ニキビを潰す必要はなくなりますよね。ファーストクラッシュなどのニキビ予防用の洗顔料を使えば、新たにニキビができるのを防ぎます。

 

潰してかさぶたになったらどうすればいい?

すでにニキビを潰してかさぶたを作ってしまったという人もいるでしょう。うっかりニキビを潰してかさぶたになった場合、どうするのが正しいのでしょうか。

 

かさぶたには傷口を守る役割があります。出血を止め、外部から雑菌が入るのを防いでくれるので、潰してしまったニキビ部分に一時的にかさぶたができるのは仕方がないことです。

 

かさぶたがあるときは、絶対にかさぶたを剥がしてはいけません。かさぶたが剥がれると、また出血してしまいますし、傷口から雑菌が入って炎症を起こすこともあります。軽い傷なら、かさぶたが治った後しばらくすれば跡も残らないですが、何度もかさぶたを剥がすと跡が残る原因になります。

 

かさぶたは放置することが基本ですが、できるだけ早く治したいなら新陳代謝を高めることが重要です。肌のターンオーバーと言われているもので、これが活発だと新しい肌が生まれやすくなるため、それだけ傷も治りやすくなります。

 

このターンオーバー、つまり新陳代謝を活発にするためには、質のよい睡眠と食事が大切です。食事の面では、特にターンオーバーを促進するビタミン類、特にビタミンC、ビタミンA、ビタミンB6などを意識的に摂りましょう。

 

ビタミンCは柑橘系果物や緑黄色野菜、ビタミンAはレバーやうなぎ、小松菜、春菊などに、ビタミンB6は牛レバー、鶏ささみ、まぐろなどによく含まれています。

 

タンパク質は皮膚の再生を促す効果があるので、ビタミンAやB6はタンパク質から摂ると効率が良いです。

 

潰して中から出てくる液体の正体は?

ニキビを潰したときに、中から出てくる液体は何なのでしょうか。ニキビとは、分泌された皮脂が排出されずに毛穴にたまってしまったものを餌に、アクネ菌という菌が増殖して炎症を起こしたものです。

 

炎症を起こしてるのはアクネ菌の仕業ですが、ニキビの中身自体は毛穴に詰まった皮脂と古い角質が混ざってできたものが主成分です。つまり、ニキビを潰して出てくる液はアクネ菌などの雑菌と老廃物の塊です。

 

また、ニキビの芯が出たあとに血や透明の液体が出ることがあります。この透明の液体は「浸出液」というものです。これは血管から出てくるもので、傷ができた時には自然なことなので害はありません。ただし、出し切ろうと思ってその部分を絞るのはやめておきましょう。

 

出てきたニキビの中身や、血液、浸出液は優しく拭って、あとは血液が固まってかさぶたになるまで触らないようにしましょう。

 

 

ここで説明したように、ニキビができて気になってしまっても潰すのは厳禁です。自然にニキビが浮き出る、正しいニキビケアによって治るまでは、やたらと触らないようにしてください。ニキビは間違ったケアをしなければ、ニキビ跡を残さずに治ることもあります。できるだけ綺麗に治したいなら潰すのは我慢しましょう。